水難事故の半数は死亡事故
水難事故や海難事故の多くが死亡事故に結びついている現状があります。
政府広報のホームページでも紹介されていますが水の事故の怖さを理解してレジャーを行うようにしましょう。水難事故の50%以上が海で起きています、身近にある海が実は危険を含んだ場所だという事も理解して遊びに行きましょう。
「水の事故」と一言でいっても、実際にどれほどの件数が起き、何人の方が亡くなり、どのような場所で起きているのでしょうか。
平成27年(2015年)に全国で発生した水難は1,450件、水難に遭った人の数は1,635人に上っています。そのうちおよそ半数にあたる791人が、亡くなったり行方不明となったりしています。過去10年間の推移をみると、水難者の数は1,500人弱から1,900人強の間で推移しており、そのうち死者・行方不明者は毎年700人強から900人弱の間となっています。いったん事故が起きると、命にかかわる重大事故になる可能性が非常に高いのが、水難の特徴だといえます。
全国で発生した水難事故の発生件数 1,450件(1,635人) 死亡に至った件数 791人 死亡に至ったパーセンテージ 48.3% 水難の死亡・行方不明はどのような場所で発生しているのか、死者・行方不明者の割合を場所別にみると、1位が「海」で全体の52.8%、2位が「河川」(29.7%)、3位が「用水路」(8.6%)、4位が「湖沼池」(7.2%)となっています。
死者・行方不明者の発生場所 割合 1位 海 52.8% 2位 河川 29.7% 3位 用水路 8.6% ※数値データは警察庁生活安全局地域課「平成27年における水難の概況」資料より
最近のコメント